家賃は手取りの3割まで?無理してでも35%払った俺が、貯まらなかった理由

  • 2026-09-20
  • 2026-09-20
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「家賃 手取り 3割 無理」

内見して気に入った部屋の家賃を計算したら、手取りの3割を超えていたか。あるいは毎月の残高を見て「何かがおかしい」と思ったか、そのどちらかで検索していると思う。

先に、この記事でいちばん具体的な数字を1つ出しておく。

35%。

俺が4年間、手取りに対して家賃に払っていた割合だ。

「3割以内に」とよく言われる基準を、5ポイント超えている。

先に結論を書く。

それでも、部屋は間違っていなかった。

足りなかったのは家賃じゃない。収入の方だった。

この記事は「家賃を下げろ」という話じゃない。実額を全部出したうえで、そう言い切れる理由を書く。

先に答える。手取りの35%を家賃に払って、4年住んだ

3割を、5ポイント超えていた上位が言う目安・3割← 俺はここ・35%手取り20万0円上位が言う家賃6万円実際に払った家賃7万円

これは1社・1部屋・4年分の話だ。

入社してから引っ越すまでの4年間、都内で一人暮らしをしていた。

その間、手取りは20万から26万まで上がった。だが家賃は7万のまま変わっていない。

入った当初の割合で言うと、家賃は手取りの35%だった。

不動産や家計の記事を検索すると、目安として出てくるのは「手取りの3割(30%)まで」、金額にすると6万円くらいだ。

俺はそれを、最初から5ポイント超えて契約していた。

毎月いくら出ていたか、全部出す

毎月、こう出ていっていた家賃7万水道光熱費1.1万通信費1万食費(予算として)3万残ったもの3万くらい+ 火災保険(年1万)/投資3万は残りから / 合計は20万にきれいに収まらない

ここがいちばん知りたいところだと思うので、そのまま出す。

  • 家賃:7万
  • 水道光熱費:1.1万
  • 通信費:1万
  • 食費:3万(⚠️ 使い切っていたわけではなく、予算としてそのくらいを用意していた)
  • 火災保険:年1万
  • 残ったもの:3万くらい

⚠️ 先に断っておくと、この合計は20万にきれいには収まらない。移動費や細かい雑費が別にあったからだと思うが、そこまでは覚えていない。

足りない分を引き算で埋めるのはやめる。本人が言える数字だけをそのまま並べた方が、変に整えるより正確だと思うからだ。

残った3万は、そのまま全部投資に回していた。

口座の残し方や積立の中身は、家計の回し方そのものとしてボーナスなしはきつい?に別で書いている。ここでは家賃の比率だけに絞る。

それでも俺は「家賃を下げろ」とは言わない

家賃の記事を検索すると、上位はだいたい同じことを言っている。

  • 「手取りの3割までに抑えましょう」
  • 「実際は25〜28%が現実的」
  • 「理想を言えば2割」

正しいと思う。実際、上位に出てくるサイトはSUUMOやHOME’S、URのような不動産の専門サイトだ。

その上で、俺はその基準を守っていない側として書く。

部屋を選んだときのことを、そのまま書く。

「駅からの距離、通勤時間、街の雰囲気などすごくよかった。相場より安いのではないかと思った」

「通勤にも時間かけたくなかったし、周りの家賃相場から見ても広さと場所から鑑みて割安だと思った」

妥協して選んだ部屋じゃない。納得して選んだ部屋だ。

だから、この記事では言わないことがある。

家賃の額を「重かった」とは書かない。

重かったのは家賃じゃなく、収入の方だった。

正直に言う。

「家にはお金をかけてもいいと思う。自分が快適に暮らすためには必要」

この考え方はいまも変わっていない。

3割という数字について、思うこと

ただ、ここで一つ言っておきたいことがある。

3割という数字は、絶対的なものじゃない。年収が上がれば変わると思っている。

年収が高ければ、3割に抑えても十分満足できる家に住める。逆に年収が低いと、3割に抑えた結果、住みたい水準の家には届かないことがある。

固定費は安ければ安いほうがいい。これは間違いない。

実際、最初は家賃5万の物件から探してみた。

でも、本当に粗悪なところばかりだった。

  • ユニットバスしかない
  • 和室
  • 1R
  • 洗濯機は外に置くタイプ

都内23区で探そうとすると、「俺が住むのはこの金額だとこの相場なんだ」と思った。

「これは無理だ」と思った。

安すぎる部屋には、安いなりの理由があることも普通にある。

だから、いい塩梅が必要だと思っている。

人生の満足度が下がるのが、いちばん良くない。

払える額と、余裕を持って払える額は違う。

根本を言えば、必要な生活費から逆算して、家賃にいくら使えるかを考えた方がいい。3割という比率そのものに、絶対的な意味はないと思っている。

そのうえで、俺の場合はこうだった。

3割を超えないと、自分が必要最低限満足できる家に住めなかった。

これが、俺が基準を超えた理由だ。

娯楽を全部やめた。それでも貯まらなかった

じゃあ何が問題だったのか。

家賃を削らない代わりに、俺は他のところを削った。

  • 外食はほとんどしない
  • エアコンはずっとつけていない。寝る前にタイマーをかけて寝るだけ
  • 会社まで自転車

飲み会や旅行の誘いも、だいたい断った。

「ふだんからあまり行くのもめんどくさかったけど、よりお金かかるし行かないと思った」

買い物についてはもっと単純だ。

「買い物はしなくなった」

これだけやって、残ったのは3万だった。

この記事でいちばん書きたいのはここだ。

固定費でほとんど使われて食事の部分も制約する必要があって、移動費にもシビアになって、全然娯楽をしていないのにお金がたまらなかったということだ。

家賃を払った瞬間、頭に浮かんでいたのはこれだった。

「家賃を引いた金額で生活しようとするとぜんっぜん生きていくだけでもしんどい。。」

「家賃補助ってありがたかったんだなあ。毎月ここにいるだけでこんなに固定費かかるんだな。。しんどい。」

娯楽をやめても貯まらないなら、次にできることは家賃を下げることだ、という理屈は分かる。

でも俺はそこを削る気になれなかった。快適さを失ってまで貯める額としては、割に合わないと感じたからだ。

家賃を下げる前に、確かめたいこと
いまの手取り自体が、経験に見合っているか聞いてみる
俺は娯楽を全部やめても3万しか残りませんでした。そのとき考えるべきだったのは「家賃をどこまで削れるか」より「この手取り自体が自分の経歴に見合っているか」だったと、いまは思っています。

診断ではなく、経歴を見た人に聞くと、いまの手取りが低すぎるのか、業界的にこんなものなのかが分かります。転職する気がなくても、聞くだけで大丈夫です。
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3割を超えても大丈夫な人と、やめた方がいい人

4年やった実感として、分かれ目を書いておく。

超えても大丈夫だったと思う条件

  • 3割以内では、自分が必要最低限満足できる家に届かない(俺はこれが理由だった)
  • 娯楽や交際費を削る覚悟がある(俺は実際に外食・旅行・買い物をほぼやめた)
  • 手取りが今後上がる見込みがある(俺は4年で20万→26万まで上がった)
  • 投資や貯蓄を後回しにしてもいい期間だと割り切れる

やめた方がいいと思う条件

  • 安い部屋でも、自分が必要最低限満足できる(無理に3割を超える理由がない)
  • すでに他の固定費(奨学金の返済・保険・車のローンなど)が重い
  • 手取りが今後も上がる見込みが薄い(見込みが無いと、俺と同じ4年を過ごすことになる)
  • 「今月節約すればいい」ではなく「毎月ずっと節約する」ことになる自覚がない

俺の場合は前者の条件がそろっていたので、4年は成立した。

ただし「上がる見込みがある」だけでは足りなかった、というのが次の話だ。

足りないのは家賃じゃなく、収入だと気づいた日

節約を続けていたある日、ネットの記事を見た。

「『自分の年齢=手取り月収』にも満たないやつはやばい、みたいな記事を目にした時」

当時の俺は20万台だった。年齢には届いていない。

見ないようにはしていた。でも、ふとしたときに思い出す。

「なんのために田舎から都内に出てきて働いてるんだろう。これなら地元に帰ってたほうが生活は豊かだったかもしれない」

同級生の近況を聞いたときも、同じことを思った。

「俺の今の年収じゃ1人で暮らすので精一杯だな。田舎だとちがってたのかな」

都内に出てくる前は、こう思っていた。

「きゅうりょうもあげる! 後にフルリモート!! 仕事ばかりじゃない楽しい生活!」

実際に来てみると、家賃だけが重くのしかかって、期待していた生活とは違った。

ここでようやく分かったのは、問題は家賃の比率じゃないということだ。

35%という数字だけを見ると「家賃を下げれば解決する」ように思える。

でも③で書いたとおり、俺は部屋を妥協していない。④で書いたとおり、娯楽をやめても3万しか残らない。

残る選択肢は、収入の方を上げることだけだった。

副業も考えた。でも続かなかった

収入を上げる方法として、最初に考えたのは副業だった。

「このままじゃやばくね?副業とか検討しないといけんよなあ」

実際に手を動かしてみたこともある。ただ、正直に書くとうまくいかなかった。

本業をやりながら別の何かを続けるだけの余力が、当時の生活には残っていなかった。

娯楽を削って、家賃も削らず、そのうえで副業の時間まで作るのは、俺には無理だった。

結局、単価そのものを上げる方が早いという結論になった。

俺は、部屋じゃなく仕事を変えた

4年間、家賃は7万のまま、手取りは20万から26万まで上がった。

4年かけて、6万しか動かなかった。

副業では変わらなかった。節約もこれ以上は削れない。残った手段は1つだった。

部屋を出るんじゃなく、仕事を変える。

家賃比率を下げる方法は2つしかない。家賃を下げるか、手取りを上げるかだ。

俺は前者を選ばなかった。部屋には納得していたからだ。

だから後者を選んだ。

このあと転職でどう手取りが動いたかは物流からの転職先おすすめ7職種に、固定残業込みでなぜ4年間20万台のままだったかは固定残業40時間はやばい?に書いている。

実際に、家賃を下げてみたことがある

ここまで書いてきた考え方には、実は裏付けがある。

4年住んだあと、実際に家賃を7万から4万に下げて引っ越してみた。

さっき書いた「最初に探した5万の物件」は、見て回っただけで住んではいない。今度は実際に住んでみた。

住んでみて、思ったことをそのまま書く。

「まじで無理。本当にしんどい」

  • ユニットバスが不快だった
  • 家から駅まで遠いのがしんどかった
  • 冷蔵庫がキッチンに置けなかった
  • キッチンが狭かった

数字だけ見れば、月3万浮く計算になる。

でも実際に住んでみると、そのぶんの快適さを失う方がきつかった。

「安ければいい」わけじゃないというのは、この記事の中だけの理屈じゃない。実際に確かめた話だ。

いま、何を確かめるか

「3割を超えている」と分かったところで、やることは1つじゃない。順番がある。

確かめる順番は4つ

① 自分でやる

まず、家賃を引いた残りで1ヶ月分だけ実際に暮らしてみる。

俺のように、家賃・光熱費・通信費・食費を並べるだけでいい。サービスは要らない。

ここで「意外と大丈夫」なら、家賃はそのままでいい。俺のようにギリギリなら、次に進む。

② 求人を見てみる

リクナビNEXTあたりで、いまの手取りが求人の相場からどれくらい離れているか、軽く見ておく。

応募しなければ何も起きない。まずは眺めるだけでいい。

③ 市場価値を確認する

ミイダスの無料診断で、自分の経歴がどれくらいの数字になるか見ておく。

人に会うのが重い人はここまででいい。

④ エージェントに相談する

②③は自分で見る作業だ。それでも最後に1つ残る。

いまのスキルで、実際にいくらの求人に出せるのか。

診断で出るのは相場。求人票に出ているのは募集の幅。その幅のどこに自分が入るかは、経歴を見た人にしか言えない。

俺が1回目も2回目も相談の本体として使ったのはリクルートエージェントだった。

この4つをやると、いまいる場所が地図の上のどこなのかが分かる。

俺は35%の家賃を下げずに、収入の方を上げた。それでうまくいったが、部屋を見直す方が早い人もいると思う。

どちらを選ぶにしても、まず自分の実額を出すところから始めてほしい。

まず、いまの相場を知る
家賃を下げる前に、自分の手取りの相場を見ておく
俺が4年かけて分かったのは、家賃じゃなく収入の方が問題だったということです。

無料の診断で、いまの手取りが経歴に対してどれくらいの水準か数字が出ます。家賃を見直すか、収入を見直すか。判断する前の物差しとして使えます。
紹介先ミイダス
1回目の転職で無料診断を受けた。自分の市場価値を数字で見るのに使った
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エージェントを使うかどうかで迷っている人は、俺が使った3つと使わなかった5つを物流からの転職でエージェントはどれを使うかにまとめてあるので、そちらも見てほしい。

まとめ

  • 手取りの35%を家賃に払って4年住んだ。上位が言う3割の目安は超えていた
  • 3割という比率そのものに、絶対的な意味はない。根本は必要な生活費からの逆算だと思う
  • それでも家賃を「重かった」とは思わない。部屋は納得して選んでいた
  • 娯楽を全部やめても、残ったのは3万だけだった。問題は家賃の比率じゃない
  • 足りなかったのは収入。だから部屋じゃなく仕事を変えた
  • 実際に家賃4万の部屋に引っ越してみたが、無理だった。安ければいいわけじゃない

家賃を下げるかどうかで迷っているなら、まず自分の実額を全部出してみてほしい。俺のように「削るところが無い」と分かったら、それが次の一歩になる。

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