物流業界はやめとけ?「負け組」なのか。3年勤めた元社員が語るリアルな実態【体験談】

  • 2024-02-13
  • 2026-04-14
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「意外と物流業界って安定していてうちの会社はBtoBだから土日休みだよ〜!」

就活中の私に、人事のお兄さんは笑顔でそう教えてくれた。

地元の会社で人事の人優しそうだし、この会社なら安心して働けるかも。

私の直感と人事の人を信じてしまった。完全に信じた。

4月入社で最初の夏。

縁もゆかりも無い土地で炎天下の下、12メートルのコンテナの中で30kgの荷物を手で卸してた。

コンテナの中は40℃越え。

「総合職ってこんなことするんだっけ?」

そう思いながら、汗だくで荷物を運んでた。

休みの日も私の携帯は鳴る。

「XXが運んできた荷物、倉庫の中なくてどこあるか知ってる?」

「ちょっと連絡とってくれや」

有給は年5日は義務。しかし会社が指定した日だけ。

(社員のスケジュール上は営業日とするが会社自体は休業扱い)

給料は大学の同期と比べてもほぼ同じ。

土曜日の仕事終わりにふとSNSを開いたら、高校の同級生が彼女と旅行楽しんでた。

会社の同期はBBQしてるストーリーをあげてる。

「俺って負け組だな。」

本気でそう思った日が何度あったかわからない。

この記事は、物流業界で3年間働いてボロボロになった私が、転職してどう変わったかを全部書く。

「物流業界はやめとけって本当?」って気になっている人、物流業界で働いていてしんどいけどなんとなく続けている人に、リアルを届けたい。

SHIEEN

SHIEEN

SHIEEN|物流3年→SES転職(年収ダウン)SE4年→ITコンサル転職(年収大幅UP)
コーディング経験なし。一度年収を下げてキャリアチェンジし、その後大幅アップを実現。
「下げてでも転職していいのか」という問いに、体験談で答えます。

✅ この記事でわかること

  • 物流業界で働いて後悔したこと【リアルな体験談】
  • 「負け組」だと感じた瞬間
  • それでも3年続けられた理由
  • 転職を決めた経緯とその後
  • 物流業界から転職するなら使うべきエージェント

物流業界で働いて「後悔した」と思ったこと

正直に言う。

「総合職で入ったし、現場仕事はないでしょ」と配属するまで思ってた。

転勤可とは言っても最初は実家から近いところからでしょ。

現実は違った。考えが甘かった。

入社後の流れはこうだ。

4月→研修期間約3週間。いろんな関連グループ企業の職場見学。マナー講習。

5月→配属先決定。地元とはめちゃくちゃ離れた僻地へ。

6月→配車担当と言われたものの与えらた仕事は倉庫の中でのダンボールの解体をひたすらする事。

8月いっぱいまで続く。その間土曜はコンテナから荷物を下ろす作業を毎週やってた。

10月からようやく配車に携われる

思ってた仕事とかけ離れ過ぎて「いつまでこんな事やらなきゃいけないんだ?」と。

OJTに「いつまで私はこの仕事をやるんですか?」

って流石に相談した(笑)

ようやく配車をやることになっても、配車業務をやりながら倉庫作業もドライバーの補助も荷物の積み卸しも全部やった。

スーツじゃない、革靴じゃない。

作業着を着て安全靴を履いてる姿だった。

後悔したポイントをまとめると:

  • 倉庫作業を4ヶ月専任
  • 休日出勤は月3日
  • 有給は5日しか取れない(しかも会社指定)
  • 私用携帯は全員に知られてるから昼夜土日関係なく電話がくる
  • 誰かがやらかした事故の謝罪を私がやる
  • 炎天下のコンテナで重い荷物を手作業で卸す
  • これだけやってて給料は並。ボーナスはお気持ち程度。

「安定」って会社が潰れないだけで、こんなの続けられんわ。

休むときは休日出勤を代休扱いって聞いてたから「有給ってうちいつ使えるんんですか?」

て恐る恐る聞いてみた。

「年末年始とお盆を会社の休みにして、我々のスケジュールは稼働日にしてる」

って。

「そうなんですね!(笑)」

流石に笑った。笑いごとじゃないけど笑うしかなかった。

「負け組かも…」って感じた瞬間

とは言え毎日仕事を頑張った。

気づいたら会社と家の往復だった。

地元や大学とは全く離れた場所で地方へ配属されたから友達とはいつの間にか疎遠に。

「最後に連絡取って遊んだのいつだっけ?」

久しぶりにSNS開いたら:

  • 友達①:彼女と旅行の写真をストーリに上げてた
  • 友達②:共通の友達との飲み会楽しかった報告が
  • 会社の同期は集まってBBQ

最後に極め付けは、コロナ禍の始まりだった。

久しぶりに友達から電話がきて近況報告してたら、

リモートワークで優雅に働いていることを聞いてしまった。

「嘘だろ…みんな、そんな充実してたの…?」

「社会人ってみんな私みたいなもんだ」と思ってた。思うようにしてた。

だって周り(同じ職場)は私と同じ生活だし。

見ない方が良かった。SNSを全てアンインストールした。

「就職ちゃんとすればよかった。私は負け組なんだ。」

本気でそう思った瞬間だった。

それでも3年続けた理由

理由は単純で「辞めても他にいけるところなんてない」のと「やりがいも少しはあった」から。

実際にやってきたことを振り返ると

  • 顧客と仲良くなって、売上を1.3倍に伸ばした
  • 配車効率を見直してドライバーの総労働時間を10%削減できた
  • 怒鳴り散らかしてたドライバーと打ち解けて、不満を言ってくるやつを3人から0人にした
  • 昇進も見えてきた

仕事も慣れてくると「できる」ようになってきたし、それはそれで嬉しいし楽しかったから。

友達の近況や話をしたこととか思い返してみてふと思った。

「この生活を40年続けれられる?」

この先、結婚できたとしても家族と過ごす時間ある?

昇進したとして、上司の服や車を見る限り、稼げるようになるとは思えない。

「今のこの仕事を続けたい!」と自信を持って言えなかった。

転職を決めた理由とその後

転職を意識し始めたのは、コロナ禍がきっかけだった。
取引先の営業の人、地元の友達。気づいたら周りがどんどんリモートワークになっていった。
「いいなあ…リモートワーク。」
炎天下のコンテナで汗だくになりながら、本気でそう思ってた。
羨ましかった。ただただ、羨ましかった。

「今の会社、業務的にリモートは絶対無理だよな。」
ドライバーの管理に、荷物の積み卸し。画面の前で仕事できる環境じゃない。
「リモートできる会社で働きたい。でも営業は嫌だ。」
消去法みたいな感じで、ITが浮かんだ。
「ITならまだできるかもしれないな。」
それが転職を決めた、本当のきっかけだった。

使い道のなかったお金でパソコンを買って、プログラミングスクールに通ってみた。
結論から言う。
コーディングは、私には無理だった。
大学の頃、「ホームページを作ろう」という講義でHTMLを触った瞬間に挫折した記憶がある。

サクラエディタをインストールして、レジュメの書いている通りにできなくて(笑)
スクールでも同じだった。コードを書くのが向いてないことはすぐわかった。

1文字でも違ったら上手く動かない。調べるのに、ミスに気づくのに時間が溶けた。
でも、スクールの人に言われた一言が刺さった。
「ITって、コーディングしない人(できない人)も普通にいますよ。」
それを聞いて、思った。
「じゃあやってみようかな。」
大学時代にHTMLで挫折した俺でも、コーディング以外の道があるなら話は別だ。

転職活動を始めた。転職サイトと転職エージェントに登録して、動き出した。
「頑張っていることをアピールする必要がある」とエージェントに言われたので、VBAで業務改善したエピソードを話せるようにネットで調べながら実際に作ってみた。ITパスポートも取った。履歴書と職務経歴書を作って、面接対策もした。
やれることは全部やった。

転職してから変わったこと

数字で比べるとこうなった:

項目 物流業界(当時) IT業界(現在)
勤務時間 9時〜21時 9時〜17時
年間休日 105日 125日
有休消化 5日(会社が決める) 11日(自由)
残業時間 月平均40h以上 月平均10h未満
休日出勤 月3回 0回
在宅勤務 週0回 週3回
家賃補助 あり(月5千円で入居可) なし
年収 430万 300万(転職直後)


年収は100万以上下がった。家賃補助もなくなった。
正直、最初はかなりキツかった。
クレカの引き落としが給料を超えた月がある。「家賃ってこんなに重いのか」と初めて実感した。時間はあるのにお金がない。我慢することが少しずつ増えていった。
それでも、休日に電話が来ない。
それだけで、こんなに気持ちが楽になるのか。
リモートワークで仕事ができる。ストレスを感じずに仕事に向き合えた。

転職前には想像もしなかった働き方だった。

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ただ、現実も正直に書く。
昇給は思ったより全然上がらなかった。
1年目7千円、2年目1万円、3年目2万円、4年目1万円、5年目4万円。
「このペースじゃ、転職前の年収にも一生届かない。」
そう気づいた時、また動くことにした。
もっと稼げる環境へ。キャリアアップを目指して、再び転職した。
結果、転職前の年収を大きく超えた。
一度下げても、正しいキャリアを積めば必ず上がる。それを身をもって証明できた瞬間だった。

めちゃくちゃ嬉しかった。

転職で後悔しないためのアドバイス

一つだけ言う。「年収で妥協するな」。
提示された年収をそのまま受け入れた。「未経験だし仕方ない」と自分に言い聞かせて。
今振り返ると、普通に交渉できたと思う。しなかった私がバカだった(笑)
「残業なくなる分、下がるのは仕方ない」って信じてたけど、実際に生活水準を下げてみると、思ってた以上にキツかった。

「入ってから頑張って上げてやる」と思ってた。
でも昇給って、自分の努力だけじゃどうにもならない。
キャリアチェンジでも年収下げずに転職できる人はいる。もっとエージェントに強く交渉してもらえばよかったと、今になって後悔してる。本当に。

転職エージェントを使った理由


初めての転職で、何から手をつければいいかすらわからなかった。
そんな私がエージェントを使ったのは、こういう理由からだった。

  • 初めての転職で何から始めればいいか教えてほしかった
  • 未経験の業界の実態を教えてもらえる
  • 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
  • 面接日程の調整を代わりにやってもらえる
  • 給与や条件など、直接聞きにくいことを企業側に確認してもらえる

一人で転職サイトを眺めてても、正直どこに応募すればいいかすらわからなかった。
途中で「今のままでもいっかな」と思って、活動を止めた時期もあった。(完全に逃げてた)

でも戻った後も、嫌な顔ひとつせず一緒に動いてくれた。

「今より労働環境が悪かったらどうしよう」「やっぱり今の仕事でもいいかも」
そういう弱気な相談にも、真剣に向き合ってくれた。

背中を押してもらえた。

私が実際に使って良かった転職サービス3選

① リクルートエージェント|求人数No.1・初めての転職に安心

求人数は業界トップクラス。表に出ていない未公開求人も多く、好条件の求人に出会いやすい。キャリアアドバイザーのサポートも手厚く、「今より労働環境が悪かったらどうしよう」といった漠然とした不安にも真剣に向き合ってくれた。初めての転職でも安心して使える一社。

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② リクナビNEXT|一人でじっくり求人を見たい人向け

「エージェントに急かされたくない」「まずは自分のペースで求人を見てみたい」という人におすすめ。登録するだけで求人を自由に眺められるし、スカウト機能で企業から声がかかることもある。

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③ ミイダス|まず自分の市場価値を知りたい人向け


「転職すべきかどうかまだ決めてない」「自分がどのくらいの年収で転職できるか知りたい」という人におすすめ。無料で適性や市場価値を診断できる。

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まずは転職エージェントに相談してみてほしい。
「転職する気まだない」でも全然OK。

話してみるだけでいい。お金は一切かからない。

ただ、担当者との相性はある。
最初の面談で「この人、なんか合わないな」と思ったら、変更を申し出ていい。遠慮しなくて大丈夫。

私の場合はリクルートエージェントの担当者に最後まで伴走してもらえた。それが転職成功の一番の理由だったと今でも思ってる。

それでも転職しようか迷っている人へ

「今すぐ転職しろ」とは言わない。
でも、転職活動すること自体にリスクはない。

むしろ、「俺にもこんな求人紹介してくれるんだ」と前向きになれる。

エージェントに登録して面談するだけでも、「他にどんな選択肢があるか」がわかる。
私も最初の転職活動では、内定をもらったけど結局転職しなかった。
でもそれで「いつでも辞められる」という心の余裕ができて、当時の仕事がグッと楽になった。
まずは動いてみること。それだけで人生は変わったと思ってます。

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まとめ|物流業界で悩んでいるあなたへ

  • 物流業界の「安定」は、ブラックな労働環境を「安定」と言い換えてるだけかもしれない
  • 「負け組」だと感じるのは、環境が自分に合ってないだけ
  • 転職活動はリスク0。まず情報収集から始めればいい
  • コーディングができなくてもIT転職はできる
  • 一度年収が下がっても、正しいキャリアを積めば必ず上がる

物流業界で3年、本気でやった。その経験は今でも生きてる。
でも「このままでいいのか」と少しでも思うなら、動いた方がいい。
私が最初に動いたのは20代前半。あの時動いてなかったら、今の自分はいなかった。

炎天下のコンテナで汗だくだった私が、今はリモートで働いてる。
人生、変えようと思えば変えられる。

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