物流業界へ就職したものの、働き方への不安を感じてませんか。
この記事は、私が実際に物流業界からキャリアチェンジした経験を元に記事を作成しています。
転職するのもリスクがあるし、このままでいっかなどと思っていませんか?
正直に言います。物流業界からIT業界へキャリアチェンジした身からすると物流業界で働いているあなたにはIT業界でも上手くやっていけるでしょう。
キャリアチェンジしたきっかけとキャリアチェンジ後の現状についてお話しするので、ぜひ最後までご覧ください。
※この記事はプロモーション・マイナビ広告を含みます
物流業界の基本情報
物流業界は経済を支える重要な分野です。商品の輸送、保管、配送などを仕事としています。
近年、グローバル化やEコマースの拡大に伴い、配送はより複雑になり、効率化を求められるようになっています。
一方で、人手不足は今も解消されていません。
では何故なくてはならない業界であるものの、人手が足りないと言われているのでしょう。
ズバリ、若者の間で物流業界では給与が低い、激務であると認知されているからです。
実際そうですよね?某通販サイトでも夜注文したら翌日にはほしい商品が届き、好きな日付や時間を指定したらその日時に届いてとても便利です。
しかし、配送料かかると少し悩む。。
そうなんです!
みんな配送にかかるコストは極力抑えたいんです。
実際物流業界で働いている私も感じていました。
その上、荷物が欲しいのは自分だけじゃありません。
皆、早く荷物を届けて欲しいんです。
これが、給与が低いのに激務である主な理由です。
物流業界で働き、運行管理を学んだ上でドライバーの主な制約は以下の通りです。
- 「1ヶ月の拘束時間は293時間まで」
- 「1日原則13時間」
- 「最大16時間まで働いてもいいけど週2日まで」
どうですか?ドライバーになりたいと思いますか?
全員が上記制約時間ギリギリまで働いているわけではないですが、かなり労働時間が長いです。
長続きしなかったり、身体を壊す人がいるもの無理ありません。
これが物流業界で働く人たちの現状です。
私が物流業界を選んだ理由
ではなぜ、私が物流業界を選んで入社したのか。
それは商品を作るところから消費者へ届けるところまで1から携わってみたいと思ったからです。
物流業界に行けば経済の流れを肌で感じられて楽しそう。
この気持ちで入社しました。
そして、真っ先に配車係を希望しました。
配車係は荷物を運ぶための計画を考えて、ドライバーに計画に沿って指示しながら売り上げを確保する役割を担っています。
私の当初の志望理由「経済の流れを肌で感じられる」これは本当に体感することができました。
私の場合は配属が食品を扱う部署だったので、よりわかりやすかったと思います。
具体的には
- コンテナの数が少なくて予定していた日に減量が届かない=世界全体の消費が増加している
- 特定の会社からの配送件数が減った=外食チェーンへ卸している会社だったため、コロナ禍で需要激減
- 特定の商品の出荷ばかりしている=当時タピオカが大ブームで流行に気づける
- 配送料の値上げ交渉=燃料費が高騰している
など、経済の動向に察知することができました。
当時は本当に気づいた数ヶ月後には海運業の株価が上がったり、外食チェーンの株価が暴落したり、経済の動きを一歩前から知ることができて、楽しかったです。
私の物流業界での経験と成長
私の物流業界での経験は今でも役に立っています。
特に、配車係を経験したことで、論理的思考力、コミュニケーション力が身についたと自負しています。
論理的思考力は配送の最適化を考えたり、運行計画を考えたりしていく中で鍛えられ、コミュニケーション力は毎日ドライバーや荷主と会話する中で鍛えられました。
この業務の中で鍛えられた力は後のI T業界へ転職する時にも大いに役立ちました。
転職の動機
結論から言います。「物流業界の働き方が私には合わなかったから」です。
配車係が実際に仕事をしている中で感じたものとして
- 依頼書がF A Xで送付されてくる
- 依頼書をパソコンに手入力
- 手動で配送ルートを分別
- 配送指示書は紙で印刷
- 点呼は紙で保管し、手書きで記入
- 困ったらとりあえず電話
上記のような原始的な方法で仕事をしています。
依頼書手入力とか配送ルートを手動分別とか毎日行い、物量が増える連休前とか連末年始とか大忙しでした。
忙しいのに配車を組めるノウハウを持った人がいない。
だから私しかできない。
これが当時の私の状況でした。
休みを取ることもできず、休みの日も電話がくるので対応していました。
この状況では、何十年も働くのは無理だな。そう思いながらも他にしたいことがなかったので続けていました。
ある時、どうしても休みを取得しなくてはならず、その時ふと「機械に仕事してもらえば良いのでは」と思ったのが始まりでした。
配車はほとんどルートが決まっているのだから、自動でリスト化すれば誰でもできることに気がつき、エクセルで作れそう。そう思って、実際に調べながら作成してみました。
いざ作ってみると、楽しくて他にも色々なものを作りました。
例えば翌日の配送ルートの指示書をボタン1つでメール送付できるようにしたり、請求書からドライバー毎に自動で振り分ける売上管理表を作成したりして、
少しずつ仕事にかかる時間を減らしていくことに成功しました。
この時点でプログラミングをもっと学んで効率化したい。と思うようになっていました。
S Eという職種に興味を持ったのもこれらの経験があったからだと思っています。
物流業界の働き方のままでは続けられないという気持ちが漠然と持っていても、キャリアチェンジことには確かに不安がありました。
その解決策は、業界について調べたり、転職エージェントに登録して業界知識を深める必要があります。
ただでさえ物流業界で働いてばかりで休みがないかと思いますが、私もできたのであなたもきっとできるはずです。
具体的な転職するまでのステップ
転職活動を始めるにあたって、転職サイトや転職エージェントに登録します。
私が転職活動で利用したのは転職エージェントでした。
マイナビエージェント | オリコン顧客満足度調査1位! |
フミダス寄付プロジェクト | 転職活動が社会貢献に直結!紹介手数料の10%を寄付できる! |
ウズカレIT【UZUZ IT】 | IT未経験就職を目指すなら専門的な就業サポート! |
転職エージェントを使った理由をまとめた記事があるのでそちらもご覧ください。
転職は新鮮でやりがいのある機会であると同時に、業界未経験の方にとってはかなり不安を持って挑むことでしょう。これまでの知識や人脈がなければ、人脈を作るのも、採用プロセスで何を期待すればいいのかを知るのも難しいかもしれません。[…]
転職活動を始める上での1日の流れはこんな感じでした。(平日)
2時間は欠かさず転職活動をしていました。
転職活動ってどんなことしていたのかと言うと以下の通り
- 業界研究
- 履歴書作成
- 職務経歴書作成
- 面談
- 求人の確認
- I T資格取得に向けて勉強
- 面接カンニングシート
- プログラミング学習
求人の確認は昼休みとか携帯で見たりしていました。
資格取得勉強についても昼休みの合間時間とか通勤時間の隙間時間も活用して実施していました。
取得した資格はI Tパスポートを約1ヶ月かけて取得しましたが、難易度も高くなく、やる気をアピールするためにもおすすめです。
プログラミング学習も業務中に仕事してる風を出しながらこっそりしてました。。。笑
職務経歴書、履歴書を作成したら転職エージェントと面談後に紹介された求人を見て応募をしていきましょう。
未経験からだと書類選考ですぐ落とされます。
未経験O Kの会社でも本当に通りません。
少しでも興味があれば応募してみて、書類通ればラッキーくらいの気持ちでトライしましょう。(メンタルやられるので)
私は応募した会社は50社を軽く超えていましたし、そのうち書類が通ったのは3社でした。
問題は面接の日程を選ぶ時でした。
土曜日曜に面接できる会社=土曜日曜も仕事有の可能性があるので気をつけましょう。
平日18時ごろであれば、面接してもらえたので希望する日程を予約します。
その日は定時ダッシュで帰っていました。(予定があるとか言って逃げるように退勤)
I T業界であれば、面接もオンラインでもガンガンやっているので自宅で問題ありませんでした。
IT業界で働いてみて感じたメリット/デメリット
メリット
- 柔軟な働き方
- キャリアパスの選択の多さ
- 給与の上昇スピード
- 副業での活用
デメリット
- 厳しい競争
- スキル習得に時間がかかる
まずはメリットからお伝えします。
ワークライフバランスは抜群に良いです。
ワークライフバランスを重視して転職するならおすすめです。
ほぼ定時で退勤しています。
また、副業O Kなところも多く、I T知識・プログラミングスキルは需要が高いので休日や定時後に副業をして稼いでいたりもしています。
デメリットですが、本当に優秀な人が多いです。
劣等感を感じちゃうこともしばしばです。
ただそこで諦めず、自分は自分と割り切って、できる人を真似てみましょう。
これも後から思い返すと成長できるポイントでした。
すぐに結果は出ないので辛抱が必要です。
そういった意味でも忍耐力がないとI T業界は難しいかとしれません。
結論
物流業界からIT業界へのキャリアチェンジは、自分自身にとって大きな成長と発見がありました。
新しいチャレンジを求める上で意義のある選択でした。
転職する上で自身の軸を持つことが重要です。
物流業界で培ったスキルや経験は確実にI T業界でも通用します。
しかし慢心せず、転職してからもプログラミングやI T知識を蓄えることを忘れず努力し続けることが大切です。
キャリアチェンジは不安なことも多いですが、希望と継続力さえあれば必ず成功できます。
物流業界からI T業界へ転職したいと思っている方の参考になれば幸いです。