IT業界における未経験者の給料事情は、他の業種と比べて良いと思ってませんか？安直に未経験からI T業界へ転職することはお勧めできません。
私が実際に未経験からI T業界を目指して転職活動をした上で、他業界と大して変わらないのがはっきりわかりました。それでも自分の努力次第で大幅に違うことも事実です。転職後も努力を継続できる自信がある方は間違いなくお勧めできる業界です。
フリーランスエンジニア、在宅勤務など働き方に自由が利きやすい環境がある一方、I T業界へ転職した後も努力しなければ給与が大幅に上がることも希望の働き方を手に入れることはできません。
この記事では、IT業界における未経験者の給料と給与アップに向けてやるべきことについて解説します。この記事を読むことで未経験者がIT業界で給与を向上させるためにどのようなことに注意すべきかがわかります。未経験者がより良い給与条件、労働条件を手に入れるための指針となること間違いありません。
※広告・プロモーションを含みます
IT業界における未経験者の給料事情
IT業界における未経験者の給料は、導入部分でもお伝えしましたが、他業種と変わりません。実際私が紹介された求人の想定年収は300万-350万でした。以下、I T業界の年収分布です。
参照：https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/#anc_job_04 (doda by persol)
やはり、300万から400万の給与が多いです。スタートはその辺りから考えて計画しましょう。
具体的な給与を決める要因
ここからは具体的な給与を決める要因を説明します。業界未経験から挑戦する上で、以下を補うことで給与アップが期待できます。
1.学歴の補完
文系大学出身者でも、プログラミングスクールやオンライン学習プラットフォーム、プログラミング学習サイトを活用して、自己学習や実践的なスキル習得を行うことが可能です。これにより、学歴の不足を補い、文系出身者でも実務で必要なスキルを徐々に習得することができます。実際I T業界に入って感じたことは、文系出身者や高卒でも現場でバリバリやっている方がたくさんいます。
スキルを高めるためだったり、未経験から挑戦する際に活用したいプログラミングスクールを紹介します。
未経験からIT業界へ転職なら【DMM WEBCAMP】カウンセリングは無料ですので、お話を一度聞いてみて判断するのはどうでしょうか。
2.技術スキルの習得
1.と重なる部分は多いですが、IT業界で求められるプログラミング言語やフレームワーク、データ分析などのスキルを積極的に学習しましょう。
また、実務経験を積むために、GitHubなどでソースコードを公開したり、現在の職場で慣れてきたら他社へ転職して別のプロジェクトや経験を積もうとするのも良いです。
転職する上で、個人のポートフォリオを作成しておくことで有利に働くでしょう。
3.業界知識の会得
IT業界の最新のトレンドや技術動向に関する情報を常に確認しましょう。業界関連のウェブサイト、テクノロジーニュースサイト、ブログから情報を入手できます。
どんなのが良いかわからない方は、参考に紹介します。IT media、ImpressWatch、CNET Japan、Qiitaなどを確認すると良いでしょう。
また、これは上級者向けですが、業界内でも勉強会やインターンなど参加して、実際に他のエンジニアと交流を交わすことでより生の情報を収集できます。
4.実践的な経験
学んだスキルや知識を実際のプロジェクトや実務に活かすことが重要です。
インターンシッププログラムに参加してみたり、簡単な案件を受注したり、オープンソースプロジェクトへ参加してコードを改善やバグを修正、新機能を開発などに貢献し、開発環境での経験を積んでいきましょう。実践的な経験は、給与交渉や求人採用プロセスでのアピールポイントとなります。
開発経験を積むことで大幅に給与アップが望めます。
給与アップに向けてのアプローチ
プロジェクトやポートフォリオの構築
自分の実績やスキルをまとめたポートフォリオを作成しましょう。ウェブサイトやGitHubのプロフィール、特定のポートフォリオサイトなどを利用することが一般的です。
関心テーマを選定〜コーディング、テスト＆修正まで一貫して実施した成果物やGitHubなどでオープンソースのプロジェクトに参加し、貢献した成果物や活動を紹介します。
スクリーンショット、リンクなどを追加して、読み手にわかりやすくアピールしましょう。ポートフォリオは最新の実績や成果物を定期的に更新が必要です。
継続的な努力と学習を重ねながら、自己の能力と成果を示す具体的な実績を作り上げていきましょう。
キャリアアドバイザーとの相談
自身のキャリアパスや給与向上のための具体的なアドバイスをキャリアアドバイザーから受けましょう。
キャリアアドバイザーは業界の動向や求人市場の情報に精通しており、適切な指導や支援を提供してくれます。自身のキャリアパスや給与向上において貴重な情報やアドバイスを得る機会です。
アドバイスを受け取り、それを整理して実行することで、より良いキャリアを築くために役立ちます。
まとめ
以上の1-4までの要素とアプローチを組み合わせることで、未経験者でも給与アップが期待できます。また、キャリアアドバイザーとの相談を通じて具体的なアドバイスを受けることも重要です。
自身のポートフォリオや実績を積み重ねながら、継続的な学習と努力を行い、キャリアアップや給与向上を目指しましょう。最終的には、自身の能力と実績を示す具体的な成果物や経験が給与交渉や求人採用プロセスでのアピールポイントとなります。
